クライミングシューズ遍歴
クライミングを初めて、10年以上。語るほどの材料はないのですが
ないなりにレビューをしたいと思います。
ちなみに自分のクライミング歴はこんな感じです。
- ’09同僚と初めてジムの扉を叩くも、月1程度のペースですぐに行かなくなる
- ’10登山を始めたのをきっかけにリベンジ燃える。周囲の山仲間も各々ジムへ通い始めた。一足目購入
半年ほど通い、5級が大体落とせる程度にはなったが徐々に通うペースが・・・。この時期、ハーネスを買ったり道具は色々増えた - ’11通っていたジムが店舗を移したことをきっかけに、ちょっとしてからもう一度行き始める
垂壁~薄かぶり5級。強めのかぶり~どっかぶり6級というレベルダウン。ジム自体に同じレベルをやる常連さんが増えたこともありモチベーションが上がる。二足目購入。 - ’14ホームのジム内で知り合いが増える。3級登る。三足目購入。
- ’15忍者返しRP
2級挑戦。四足目、五足目購入 - ’19自宅購入。クライミングウォール完備
プレゼントにゴム跡が付かない靴を貰う(六足目) - ’22サボりながら趣味として継続中
シューズ歴はこんな感じです。
- SCARPA Force
- La Sportiva Python
- La Sportiva Miura
- La Sportiva Testarossa
- SCARPA Instinct VSR
- FiveTen Gym Master
1足目 SCARPA Force
※画像はAmazonのアフィリエイトになっています。
最初に買った靴です。初心者が選ぶ靴は、靴底が平坦なフラットソールがいいという教えを忠実に守り、一番無難なシューズという基準で選びました。
自分にマイシューズのイロハを教えてくれた一足。新品の痛み、履き続けたときの臭い・・・etc。
色々懐かしいシューズで、フラットシューズが欲しい時は今でもたまに履いています。もうさすがに履いてないです。
一足目はクライミングをやっていく時の靴選びの基準になる気がするので、無難なモノを選んだのは間違いじゃなかったかな。
ソールの材質的に、柔らかめのFivetenのモカシムとかにしておけば、今の手持ちの靴と使い分けができたかなぁというのが若干後悔。
もう古いモデルなので、今でもAmazonで出てきてびっくり。
二足目 La Sportiva Python
※画像は以下略
2足目。ずっとForceでしたが、徐々に違う靴も履きたくなり、課題のグレードもステップアップしてきたのでダウントゥも試してみたいなと思って買った靴。ダウントゥは靴の形状が土踏まずが引っ込んでいてつま先に向かってダウンしている形状。
そんなに靴の違いがはっきり分かるほどのレベルではないですが、その上で気持ち、つま先にしっかり乗れるかなぁと感じたシューズ。小さいジブスにも立ちやすく感じました。ベルクロが一本で人によっては強度に不安があったり、確かに切れてる人もいましたが、自分はそんなこともなく。
逆に一本であることによって、足入れから準備完了までが早い。足入れもし易い良いシューズだと思います。
一足目からきつめを買って履いていたこともあり、このシューズも攻めたサイズを買いましたが、それが功を奏し2年間問題なく履いてました。
唯一の不満はかかとの上のロゴがシールで取れていくこと。
三足目 La Sportiva Miura
※画以下略
3足目。期待の有名シューズ。外岩の花崗岩では最高とのうわさ。まぁまだ花崗岩登ったことないんですがね~(~o~;)登りました。すんません筆者の力量ではエイハブ船長には太刀打ちできず。それでも小川山で安心感のある一足でした。
三足目の変更点はレースアップタイプ。ついでに外岩を始めたので、それを念頭に入れてのチョイス。
個人的にはレースアップは面倒とのことだけど、あまり気にならない。
むしろ紐を締めて準備してる時も精神統一になっているような。脱ぐときもしっかり緩めればベルクロより痛くない。
四足目 La Sportiva Testarossa
4足目、画像は新モデルですが筆者のものは旧モデル。
外岩のリードとかで力を発揮する最高級のシューズ。密なレースアップで細かい調整で締められる。
インソールも足裏にフィットする形状で、親指のホールド感が素晴らしい。
ターンインもダウントゥも凄いのに履いていてもあまり疲れない。
憧れの一足だったのが、店頭で売っているのを見かけてお金に余裕があったときに買ってしまった。
ここ一番の勝負靴ですが、あまり勝負がないので大切に履いてます
五足目 SCARPA Instinct VSR
5足目になります。ジム履きに愛用していて一番ヘビロテです。
初代Instinctと言えばレースアップで、非常に硬い靴と聞いていて、そのベルクロ版のVSも硬いと
満を持して出たこちらは少し柔らか目で、かつ青がきれいだったので出た直後位に買いました。
ラバーがトゥをしっかり覆っているので、トゥを効かせる課題でもしっかりグリップできます。
柔らか目といっても、インスティンクトと比べてなので、グニャグニャではなくしっかりした靴です。
お値段もsportivaと比べて良心的ですし、今リソール1回目ですが履きつぶしたらまたこれ買うと思います。
六足目 FiveTen Gym Master
6足目は番外編のジムマスターです。
Adidasに買収された5.10のジム向けのシューズでよくレンタルで使用されています。
なんでこんなものを?と思うかもしれませんが、ほかのシューズにはない素晴らしい性能を有しています。
https://www.outdoordays.org/my-home/bess/wonder-device-build-2/
2019年に建てた我が家にはプライベートウォールがあります。
ここで、5足目までのシューズを履いて登ろうものなら折角の自宅の壁が真っ黒なゴムの跡で見るも無残なことになるでしょう。
この靴ならその心配がないのです。他にも上履きやクロックス、地下足袋などで登ることも考えましたがやはりクライミングシューズでと思うと汚さないことを考えると選択肢が少ないんですよね~。
番外編
クライミング業界では今更釈迦に説法みたいなオススメ品になるのですが
グランズレメディを改めてオススメします。
筆者は一足目からずっと素足でシューズを履く派なんですが、そうするとやっぱりスメルが凄いんですよね~。
この粉を入れると、匂いの原因になる雑菌に効果があるらしくほぼ無臭になります。
すでに匂う靴でも、しばらく使えば無臭になります。
持続期間も長く最初の5回ほど使えば半年くらいは持ちます。
地味な利点に粉が良い感じに作用してきついシューズの足入れが改善します。
なので、新しい靴も使用前に使っておくと良いです。
まとめ
自分が今まで履いてきたクライミングシューズを紹介しました。
いかがだったでしょうか?
色々書きましたし、シューズごとの差で登れる登れないももちろんあるんですが、自分が気に入ったシューズを履くのが一番だと思います。
筆者は最近新しい靴を変えていないのですが、各メーカー色々新商品を出していて興味がそそられますね。また新しいシューズを買ったら更新したいと思います。