書斎デスク作ったらツールの置き場が欲しくなった
キャンプ道具や包丁等の刃物用のカバー、ペットの首輪などを自作してみたくなりレザークラフトを始めたのがかれこれ3年ほど前。
youtubeで作例を見たり、本やネットで型紙ゲットしたりしてちまちま作って遊んでいます。
前回の記事でデスクを作成しましたが、そこでも少し触れた内容でデスクを作業スペースにしてPC作業以外にもレザークラフトや、電子工作などを楽しみたいと考えていました。
https://www.outdoordays.org/my-home/diy/acacia-desk-iron-leg/
そうなってくると欲しくなるのはツール類をさっと出して、ぱっと使える勝手の良い収納です。
室内の棚類や薪棚製作を通して、ちょっとしたものを作ることに対する心理的なハードルが大分下がってきました。
今回は短文になりそうですが、思いついて作ってみたツールラックをご紹介したいと思います。
いつか使ってみたかった素材:Fire Escape
タイトル通りですが、以前から使ってみたかったFire Escapeという製品があります。
これはアメリカの非常階段をモチーフにしたアイアンの棚になります。
初めて見かけたのは照明計画でもお世話になったインテリアショップBICASA
↑はAmazonのリンクになっていて、画像右側の→で作例が見れますので見てみてください。
複数組み合わせることで、スパイディーな雰囲気を醸すオシャレ収納を作ることができます。
こちらの製品、固定がビスになりますので、賃貸では気軽に壁に固定できず今までは導入を見送っていました。持ち家で壁には好き勝手にビスを打てるようになりましたが、それはそれで躊躇してしまうのが人情。
折角のツールラックなのだから、直接壁に打たずに済むように、このFire Escapeを使って自作してみようと思ったのでした。
木片が作る模様がオシャレなOSB
折角以前から使ってみたかった製品を組み込むのだから、木材も気になっていた材料に挑戦することにしました。
OSB(Oriented Strand Board)です。
OSBは↑のリンクのような木片を接着剤で圧着した薄い板をさらに張り合わせて作る板材になります。
ランダムに張り合わせるより層毎に木片が直交するように組み合わせた方が強度が出るということでOriented(配向性)です。
本来は建物の構造用下地材としても用いられる強度を持っている材料ですが
木片を組み合わせた独特の模様に注目が集まり、内装にそのまま使われることもある材料です。
ツールラックのベース作成
近所のホームセンターでOSBを買ってきて写真のように組みました。
サイズは良く使用される1820mm x 910mmのものをチョイスし、厚みは9mmです。
背板はFire Escapeをねじ止めする厚みが欲しかったので2枚張り合わせました。
引き出しは小物を収納するのに便利そうなので作りました。
カインズホームのkumimoku スタッキングボックスを使用し、取っ手を付けています。
特にスライド等付けていませんが滑りもそれなりに良くて使いやすいです。
https://www.cainz.com/g/4521858114443.html
OSBが重いのでこの時点で結構な重量です。
仕上げ~完成
引き出しの上に、2×4材に穴を大量に開けてツール立てを作成しました。
大きめの穴を開ける方は2×4を2枚重ねて高さを出しています。
レザークラフトの道具は棒状のものが多いので、重宝します。
ツール立ての奥にもものを立てかけることができるようになっていて大物はここにしまえます。
思い付きで確保したスペースですがなかなか使い勝手が良いです。
上部には予定通りFire Escapeを良い感じに配置します。
階段やラダーパーツは何か引っ掛けてもよさそうですが、現状雰囲気出すパーツになってますね^^;
バルコニーパーツが瓶類を置くのにちょうどいい感じです。
デスクに引き続き仕上げの塗装はBRIWAXを使用しています。
今回は色付きで、人気の高かったジャコビアンをチョイスしました。
ちょっと渋くなりすぎたかなぁ~。
まとめ
インパクトと重量のあるツールラックを作ることができました。
細部のデザインなどもう少し凝ることも出来そうです。
Fire Escapeが不要なら、高さを抑えて作っても十分機能しそうです。
一番時間がかかったのはツール立ての穴あけでした。
特に10mmオーバーは座繰りのドリルビットしかなくて穴2,3個でバッテリ使い切るくらいのペースでした。トータル3,4日くらいかけてちんたら作ってました。
作ってる間にアイデアが浮かんできて、修正しながら作っていったのですがなかなか楽しい時間を過ごせました。