芝生の春の更新作業とは
我が家の芝生は2020年春に張ったので、今年で2年目になります。
日本芝は夏芝と言って、文字通り主に夏がピークになり、冬は根に来春の萌芽のためのエネルギーを蓄えて枯れてしまいます。
春の更新作業とは、この春の萌芽を手助けし、今年の芝生のための環境を整える作業になります。
大体冬が開け始めて気温が15度を超えるようになると芝生が目覚め始めるので、今回の作業はその前が時期として適しているようです。
偉そうに言っていますが、全部受け売りですけどね~。
色々あって妻が家にいないうちにやってしまいました。
- 低刈り
- サッチング
- 芝焼き
- コアリング
- エアレーション
- 根切り
とりあえずグルーピングしてみました。
青は芝生が目覚める前の作業、赤は目覚めた後の作業になります。
一つずつ見ていきましょう
※基本的にこれらの作業は根の張りが浅い、張ったばかりの1年目の芝生には不要な作業です。
低刈りとは
文字通り芝生を低く刈ることです。
シーズン中の芝生は低く刈ってしまうと軸刈りと言って、生長点を刈り取ってしまうため回復に時間がかかるのでやりません。

しかし、冬は地上部は刈れているのでこの限りではないということです。
冬場は枯れた地表部は保温と踏み圧対策に残しているのですが、萌芽以降は不要になるので除去していきます。
この作業は芝焼きができれば不要です。
芝焼きの方がメリットが大きいので、デメリットが許容出来て法令にも抵触しないならそちらが良いと思います。
芝刈りは芝刈り機で行います。
リール式とロータリー式がありますが、より低く刈れるのはリール式です。
我が家は↓の芝刈り機を使っています。
サッチング
これは春でなくても、定期的にやる作業ですがこの時期は今年の芝生のスタートになるのでしっかり除去したいところです。
サッチとは芝生の古い根や、枯れた芝の茎などが堆積したものになります。サッチングはサッチを掻き出す作業です。
サッチは適量であれば踏み圧に対するクッション、保温などの効果があります。
一方で水をはじく性質があるため地面への水の浸透を阻害したり、雨天時は保水してしまい排水性を悪くするといったデメリットもあります。
冬場は害虫やその卵が越冬してたりもするので、しっかり除去して好スタートを切りたいものです。
こちらも芝焼きしてしまえば害虫ごと燃えるので不要な作業です。

サッチングは電動のものもありますが、お高いので我が家はレーキと人力とKIAIで行います。
ひたすら掻き出します。結構な重労働。
芝焼き
読んで字のごとく、芝生をバーナーで焼く作業です。
- 燃えて灰になると石灰分として土壌の栄養になる
- 害虫やその卵を焼いて駆除できる
- 枯芝、サッチを燃やして除去できる
- 火災発生のリスクがある
- 煙が発生するため近所迷惑
- 上記2点により条例で禁止されていることがありその場合実施不可
我が家のある自治体は聞いていないけどおそらく実施不可。
以下のような道具があります。水を用意して建物に燃え移らないようコントロールしましょう。
風の強い日などは絶対にやらないこと。
エアレーション
エアレーションは、踏み圧や芝生の根が密になることで硬くなった土壌を解すために行います。
我が家では後述するコアリングをやる予定なので、更新作業のタイミングでは実施しません。
以下のような道具を使用します。
エアレーションスパイクを靴につけて、芝上を颯爽と駆け抜けるランナーになるのか
ローンスパイクをザクザクやるかは人それぞれです。
コアリング
コアリングは古い土を小さくくりぬいて空いた穴に新しい土を充填します。
穴を開けるのでエアレーションの効果もあります。
また新しい土を充填することで土壌改善効果もあります。
長い期間芝生を維持するなら古い土のままでは栄養分もなくなってきます。
事前に土壌改善をしていない場合、芝張り以降はコアリングが主な土壌改善になります。
この辺はまた別途暖かくなってきたら作業して記事にまとめたいと思います。
以下のような道具を使います。
根切り
芝生に限らず植物は生長するために新しい根を張り続ける必要があります。
根っこが伸びるスペースがなくなった状態を根詰まりと言い、この状態が続くと植物は枯れてしまいます。
根切りは、根を切って傷をつけることで根を活性化させて新しい根が張りやすい状態にする作業です。
根は重要なパーツなのでやりすぎるとやっぱり枯れてしまいます。
同じような製品なのに良いものは段違いに高い。
バロネスのターフカッターめちゃめちゃ良いらしいんでいつかは欲しい。
作業開始 低刈り

晩秋に冬眠モードに入った我が家の芝生
芝刈りもせずにそのまま放置していましたが、これを刈っていきます。
ゴールデンスターの刈高の最低値は10mmなのでそちらで刈るのですが、地面がそこそこ凸凹しているので刈高が低いとちょくちょく引っかかって刈りにくかったです。
やっぱグランドレベルをしっかり一定にしておいた方が見た目的にも作業的にも良いです。

ビフォアを取り損ねる痛恨のミスを犯しましたが、低刈り後はこんな感じ。
雑草も抜きましたがまだ残っていてお恥ずかしい。
芝刈り後のサッチング

レーキでがりがり地面を引っ搔いていくとサッチが取れてもっさり溜まっていきます。
猫の額ほどの庭しかない我が家でも簡単にこの量が取れます。
まだまだ取れました。20リッターごみ袋2袋分ほど

芝刈り機の刈カス貯める部分を塵取り替わりにしてみました。結果としては5,6杯分くらいにはなったかな。サッチを取っていたら、冬眠していたスジキリヨトウの幼虫がいましたので捕殺しました。
これは、芝生を食べる害虫です。

サッチングが終わるとこんな感じ。
がりがり掻き出したのでちょっと地面が見える箇所も。
もう一回低刈り

サッチングすると寝ていた芝が立ち上がってくるので再度芝刈りをしてさらに低く刈っていきます。
ここまで刈ると、これから徐々に暖かくなるとは言え露出した根っこやランナーが心配です。
最後に目砂、目土を入れて保護しましょう。
作業としては以上になります。
まとめ
2022年の芝生、春の更新作業を行いました。
今回の作業内容は、冬枯れした芝生の除去として低刈りと、保温、踏み圧防止のためのサッチを除去するサッチングでした。
これで新芽の萌芽を待ち、暖かくなって萌芽したら今度は根っこの更新作業を行っていく予定です。
こちらはコアリングを計画しています。
今年も芝生のシーズンスタートです。
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