ワンダーデバイス着工
我が家は地盤調査の結果も問題なく転圧のみで地盤改良は不要でした。
金銭的にもゆとりができてラッキーでした。
部屋の間取りが決まってくると、図面が書けて建築確認申請を行い、許可が下りれば晴れて着工になります。基本的には施主としては間取り決めたり、防火設備決めるくらいしか関わることはないんですけどね~。
着工前には、ご近所への挨拶回りや地鎮祭などのイベントもあります。
地鎮祭は神式でした。ipodからポータブルスピーカーを通して雅楽が流れるところに時代を感じました。この時頂いたお札は上棟後に家の高い位置に奉納されます。ワンダーデバイスは屋根裏がないので壁の中です。
基礎工事
地鎮祭が終わると、工事の準備が始まります。
BESSの柵で囲われました。4月末から着工です。
遣り方(木枠)ができて、捨てコンを打つための穴が掘られているところです。
この辺は、正確に基礎の水平、垂直を出すために必要な作業になります。
遣り方と捨てコンから、基礎のための木枠が組まれていきます。
鉄筋が組まれたところに、基礎のコンクリートが流し込まれて、十分な強度に硬化するまでの期間養生となります。2週間くらいだったかな?首を長くして待ちます。
基礎工事もなかなか奥深い世界で、夏場の高温下での急激な乾燥はひび割れの原因になったり、冬の低温下では凍害があったりと時期的な要素もあるようです。
ちなみにセメント、モルタル、コンクリートとありますが違いは下記の通り。
- セメント:モルタル、コンクリートの材料
- モルタル:セメントと砂を混ぜ合わせたもの
- コンクリート:セメント、砂、砂利や砕石を混ぜ合わせたもの
コンクリートだけでは圧縮力には強いが引張力には弱いため鉄筋を入れて強度を出します。いわゆる鉄筋コンクリート。
基礎工事が終わってみて、よく意外と狭く感じることがあるそうですが、我が家は土地に対して丁度いいサイズ感なので、狭く感じることはなかったです。逆に言うと庭が狭いってことですが^^;
足場組み~上棟
基礎が終わると足場が組まれます。
写真では、既に基礎の上に建物の土台となる大引が一部設置されています。
また配水のパイプも見られますね。
待ちに待った上棟です。
この日は6月初旬で曇りでした。レッカー車が出動し、大工さんを増員して、一日で一気に建物の骨組みが組みあがります。
平日でしたので午前休を取って見に来ました。
木材も運び込まれていていますね~。量が凄い。
上棟式はやりませんでした。
実家を建てたときは田舎かつ地元ということもあって餅投げたんですけどね~。
周りに知っている方もいないしってことで。
上棟後の進捗
上棟が終わると、屋根葺きや壁が付けられていきます。
徐々に家らしくなっていくのは楽しいですね。
この壁に貼られている紙みたいなものは防水透湿素材のシートになります。
この時は、まだこのシートを自腹で購入する日が来ることを知らない・・・。
上棟後は、大工さん1名体制になりますので、劇的に進捗は出ないのですが毎週見に行くだけでもできていくのは感じました。
また、ちゃんと打ち合わせ通りに施工されているかもチェックできますし、現場の閃きもあるので、行けるのであればなるべく行った方が良いですね。
我が家の場合、クローゼットのパイプの位置と扉が使いにくい位置に干渉することが分かったり、照明のスイッチの位置を確認したりできました。大きな設備周りの手配の誤りに気付いたのも何度も見に行っていたからで、後からやりなおすという絶望的なロスを減らすことができました。
大工さんには差し入れを持っていきましょう。感謝~。
あんまり現場だけでやり取りすると監督に話が伝わらないこともあるので、何か調整した際には監督にも一報入れておくことは忘れてはいけません。報連相は社会人の基本ということで。
建築中の屋内の様子
2Fの様子です。まだ部屋を仕切る壁がなく柱だけの状態です。
色んなところに木材が転がっているのはまさに作業中って感じですね。
吹き抜けもまだ手すりが付いていないので下が丸見え。
覗き込むと結構高度感がありました。
まだ日が経っていない頃は1Fは木材が山積みでした。
吹き抜けに立てかけてある木材の数々。
完成間近?
季節はもう夏って感じですが、外壁工事も終わり作業はベランダやウッドデッキに移っています。
賃貸の引き払いの都合もあって、ちょっと無理を言っての工期でしたので増員されていました。
それにしても雑草が凄い。
手前の大きいのがオオアレチノギク。フェンスには蜜源植物でスズメバチなどがやってくるヤブカラシが張っています。
引っ越したら根こそぎ駆除しなくては。
ようやく吹き抜けも手すりができて転落する心配はなくなりました。
内壁の羽目板張りが途方もないですね・・・。
大工さんも普通の家ならこの後壁紙貼って終わりだから楽なんだけどね~とのコメント。
子供部屋予定地は北側なので、一面を白く塗装して明るい雰囲気にって言ってた実物がこちら。
塗装の職人さん。いるものは使われるというか、大工さんの手伝いもやっていました。
現場にいると色々できるようになるとのこと。
まとめ
こんな感じで、我が家は建っていきました。
次回はいよいよ引き渡しで全貌を明かしていきたいと思います。