黒斑山
浅間山は入山規制で入れない状況ですが外輪山である黒斑山までは入ることができます。
標高は2,404m
冬場はアイゼンが必要なものの危険個所はほとんどなく歩きやすい山です。
登山経緯
このシーズンになると雪山をハイクしたくなる。
一度歩くと雪のある山道特有の雰囲気や、歩き心地が病みつきになるのかもしれない。
そんな気持ちも今年は雪が少なくなかなか満たせずにいた。
今回の黒斑山は12月末に手白沢温泉以来使っていないアイゼンを使おうぜという企画。
そのために買ってしまった人もいたので、軽めの雪山で元を取ろうという算段もあったのですが
前日までどこなら雪があるかで揉める展開は誰が予想できただろう。
今回のメンバーは
今年の運勢が中吉で旅は何をやってもOKな某ブロガーと
昨年はガスまみれ、今年は卒ガスを狙うMr.ガス
そして紅一点、まさかの寝坊でやってくれたアイゼン2回目の山ガール(?)に
自分という4名。
全ての歯車がかみ合って上々な滑り出しを迎えることができました。
というわけで、メンバーの寝坊によりスタートは遅れ11時ごろの到着。
おかげさまでぐっすり眠ることができ快調な出だしです。
天気は曇りで、中々寒い。
クライムオン!
体調不良の某ブロガー。
マスク着用でゴホゴホ言いながらの登山は危険です。
真似はなさりませぬよう。
黒斑山山頂へはトウミの頭経由のルートを選びました。
随所に眺望のいい開けたスポットがありオススメです。
登り返しがあるのが、大変と言えば大変で少し斜度もあります。
歩き始めて暫くすると天候が回復しはじめていい感じに。
寝坊の功名でしょうか。同日早めに登った方の報告では曇っていたのでこれは嬉しい誤算。
ガスにいさんがカメラ構えて遠望を撮影中。
遠くには富士が見えていました。
黒斑山方面はこんな感じ。うっすらと雪をまとう樹林帯が続いていて
これはこれで好きな光景です。
青空に映える白い雪景色にカメラを構える顔も楽しそうですね。
行動中は散々寝坊をいじられてました。
浅間山
ひょっこり浅間山が顔を出し始めます。
黒斑山の樹林帯とは打って変わって雪化粧です。
このギャップが素晴らしい。
さらに少し登ると視界が開けて浅間山の全貌が見えます。
白プリンとは言いえて妙ですね。
確かにそう見えます。というかもうそれにしか見えない。
軽くおふざけショット。
少し前に相撲は危険と学んだ教訓が生かされていない私。
ひょっこり出ている岩場が・・・。
登ったら楽しいかもしれないですがアプローチが悪いですね。
麓を見下ろしながら、残り少しを登っていきます。
こちらはトウミの頭
このあと樹林帯になりますが
ここまで来れば、山頂は目と鼻の先。
山頂
そして山頂へ。
広さはそれほどでもないですが、この時はほぼ貸し切りで
贅沢に使わせていただきました。
気温は-13℃と中々のもので日陰は寒くて無理。
昼食の準備が始まります。
この日のメニューはすき焼き。
誰がこんな雪山ですき焼きを始めることを思いつくだろう。
日向を求めて、移動したら
断崖絶壁間近でのエクストリームなすき焼きになりました。
人生で一番スリリングなすき焼き
眺望が抜群なのでテンションも高めです
出来上がったすき焼きを突いて暖を取ります。
これが抜群に美味い!
下山
ご飯の後は寒かったので、軽く写真を撮ってサクッと下山。
ちょっと標高が下がると温かくなってきたので
ちょうどいい雪原でごろっとする。
雪で遊んだり。
日が当たってると写真にも雰囲気出ますね。
帰路
そして、我々は帰路に就いた。
帰りはあの星野リゾートのトンボの湯へ
こじゃれた温泉で疲れをいやしました。おすすめです。