御岳のクラシック1Q 3課題 忍者返し RP
2015/1/4
昨年落とし損ねた忍者返しを登りに御岳へ行ってきました。
結果は一カ月ちょっとにわたる挑戦の末、忍者返し1級を登ることができました。
タイトルのRPはレッドポイントの略です。
完登のスタイルの一つで、一回以上登るのに失敗した場合はこれになります。
他にも初見で登るオンサイト(一番高難度)や他人の登りや岩の情報を得てから登るフラッシングなどのスタイルがあります。
ポイント
ここから、個人的な課題のポイント。
他人の力は借りないぜっていう人は、見ないように。
スタート~1手目
ここは難易度低めです。ここに挑戦する人なら最初ダメでも数回でものにできるかと。
スタートホールドにしっかり指が嵌るポイントを探すこと。
1手目~3手目
核心の飛ばしと言われる部分です。
自分はここで大分落ちました。
ポイントは2手目はスローパーと言われてますが
親指の辺りにちょっとかけているスポットがあり
ここを親指でカチるような気持ちで取ると止まりました。
次の3手目に行くときは、右足にしっかり乗り込んで
体をしっかり上げます。重心はできる限り右寄りに
右手は下に引くと外れるので、親指に体を押し付けるイメージでしょうか。
ちゃんと体が右上に行ってれば、届くと思います。
届いても外れるときは左足のスメアや、腰がしっかり岩についてるかを見直すと良さそう。
3手目~クラック取り
4手目のクロス前に、3手目を右手でしっかり握るのを忘れずに。
クラック取りの体勢まではガバなので
レストはさみながら登れます。
足の位置は事前によく見ておきましょう。
クラック取りが自分にとっては第二の関門でしたがムーブが分かった後は割とあっさりでした。
下から狙って取りに行っていたのですが、それだとクラックに届かず落ちていました。
ムーブを見直して、登れる人を観察してると体をしっかり上げてから取っていたので
やってみると、クラックにしっかり止まるようになりました。
クラック~
油断しないこと。足を事前によく考えておくこと
クラック、左上カチ、クラック上ガバと繋げていきますが
ガバまではクラックにしっかり決まっていないとすっぽ抜けますので無理はしないように。
’22/1追記
’18に忍者返しの岩はチッピングの被害にあってしまったそうで
クリスマスイブ~クリスマスにかけて、大規模に5課題分の一部ホールドが人為的に工具で削られてしまったそうです。
もう忍者返しは登れないんですね。残念。